WSL2を用いたUbuntu 22.04 LTS環境の構築

はじめに_

本ページでは、Windows Subsystem for Linux バージョン2 (WSL2)にUbuntu 22.04 LTSを用いてLinux環境を構築する手順を記載する。

WSLの最新バージョンではWindows 10と Windows 11でインストール方法に違いはない（以前はWindows 10でGUI環境を構築する際にひと手間必要だった）。このため、どちらのバージョンを使っていても以下の手順でUbuntuの環境を構築できる。

Windowsのバージョンの確認_

Windowsのバージョンを最新版にアップデートしておくこと。Microsoft公式ページでは以下のバージョン以上にすることが求められている。

  • Windows 10 バージョン 2004 以降 (ビルド 19041 以降)
  • Windows 11の任意のバージョン

Windowsのバージョンの調べ方は以下の手順で調べることができる。

  1. 「スタート」にアイコンを合わせ、右クリックし「ファイル名を指定して実行」をクリックする。
  2. 半角文字で winver と入力してEnterキーを押す。
  3. 新しく開いたウィンドウにバージョン情報が記載されている。

本チュートリアルは以下の環境で動作確認を行っている。

  • Windows 10 22H2 (OSビルド 19045.2728）
  • Windows 11 22H2 (OSビルド 22621.1635）

予想しないトラブルを避けるためにWindows Updateで最新のバージョンにしておくこと。

参考_

Powershellの実行方法_

以下のページの「Powershellの使用方法」を参照し、Powershellを管理者権限で起動する。

WSLのインストールとUbuntuのインストール_

日本語環境を整える_

Ubuntu 20.04から22.04へのアップグレード_

Linuxのインストール先の変更（必要に応じて）_

VSCodeをUbuntuと連携させる_

WSL2 + Docker（必要に応じて）_

WSL + Ruby on Rails（必要に応じて）_

Ubuntu 22.04 LTSへのインストールメモ_

WSL上にインストールしたLinuxのバックアップ_

トラブルシューティング（困った時の対応）_

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