Ubuntu 20.04LTSから22.04LTSへのアップグレード
はじめに_
本ページは Windows 11のWSL2上にUbuntu 20.04 LTSをインストールしている人がUbuntu 22.04 LTSにアップグレードする手順を記載している。
Windows 10の場合は、最新のWSLでGUI(X Window)に対応しているため、アップグレードせずに最初からインストールしなおした方がトラブルが少ないと思うので、Ubuntu 22.04 LTSをインストールすることを推奨する。
Windows 10の方_
次の手順でUbuntu 22.04をインストールしなおした方が良い。
- まず、既存のUbuntu 20.04 LTSを別のフォルダに移動する。
- 以下のページを参考にWSLを最新版にし、Ubuntu 22.04 LTSのインストールを行う。
- Ubuntu 20.04 LTSから必要なファイルを適宜、22.04 LTSにコピーする(Windowsのフォルダ経由で移動させればよい)。
Windows 11の方_
WSLを最新版に更新する。_
Powershellを起動し、WSLを最新版に更新する。Powershell上で以下のコマンドを実行する。
% wsl --update
次にwslを一度停止する。Powershell上で以下のコマンドを実行する。
% wsl --shutdown
Ubuntu 20.04から22.04へのアップグレード_
【WSL2】Ubuntu 20.04.4 LTS を 22.04 LTS へアップグレードしたのとおりにアップグレードを進める。
注意すべきは以下の通り。
- 長いと数時間かかるのでパソコンの電源が持つこと。
- ネットワークが途切れない環境で実施すること。
以下の手順ですすめる。
% sudo apt update % sudo apt upgrade -y % sudo apt dist-upgrade -y % sudo apt install -y update-manager-core % sudo do-release-upgrade -d