WSL2とUbuntu 22.04のインストール
前提_
以下の手順を進める際にはPowershellを管理者モードで起動していること。
WSLとUbuntu 20.04のインストール_
はじめてWSLをインストールする場合_
マイクロソフト:WSL のインストールに従いWSLをインストールする。
- パソコンがインターネットに接続していることを確認する。接続していなければ接続する(WSLやUbuntuをダウンロードするため)。
- PowerShell上で以下のコマンドを実行する。実行時間はお使いのパソコンの性能やインターネットの接続環境によって変わる。なお、2023年5月4日現在、ディストリビューション名「Ubuntu」の中身はUbuntu 22.04 となっている。その時点でのUbuntuをバージョンを知りたい場合にはこちらのページを参照のこと→GitHub microsoft/WSL DistributionInfo.json
% wsl --install -d Ubuntu インストール中: Ubuntu Ubuntu はインストールされました。 Ubuntu を開始しています...
- しばらく待っているとWSLとUbuntu 22.04のインストールが終わる。初めてwslをインストールした場合は、再起動を求められるのでWindowsを再起動する。再起動すると設定が進み、自動的にUbuntuが起動する。
Ubuntuが起動したら、下の「Ubuntuの初期設定」へ進む。
すでにWSLをインストール済みの場合_
- すでにwslがインストール済みの場合は、まず、wslを最新版にする。
% wsl --update
次にwslを一度停止する。
% wsl --shutdown
そして、Ubuntuのインストールを行う。
% wsl --install -d Ubuntu インストール中: Ubuntu Ubuntu はインストールされました。 Ubuntu を開始しています...
Ubuntuのインストールがおわると、Ubuntuのユーザアカウントの作成へ進むので、下の「Ubuntuの初期設定」へ進む。
Ubuntuの初期設定_
WSLのバージョンの確認_
PowerShell上で以下のコマンドを実行するとWSLのバージョンを確認できる。 本インストールログは以下のWSLのバージョンで行っている(2023年5月4日現在)。
% wsl -v WSL バージョン: 1.2.5.0 カーネル バージョン: 5.15.90.1 WSLg バージョン: 1.0.51 MSRDC バージョン: 1.2.3770 Direct3D バージョン: 1.608.2-61064218 DXCore バージョン: 10.0.25131.1002-220531-1700.rs-onecore-base2-hyp Windows バージョン: 10.0.19045.2728
トラブルシューティング_
Windowsを再起動してもUbuntuが起動しない_
Windowsを再起動してもUbuntuが起動しない場合は、Ubuntuのインストールが成功したかどうかを以下のように確認すること。
お使いのパソコンの設定によっては、Ubuntuが起動せずエラーが出る場合がある。以下のページを参考に仮想化が有効になっているかどうかを確かめ、仮想化が有効かされていない場合はUEFIで仮想化を有効にする。UEFI画面の出し方や設定方法はお使いのパソコンごとに異なるのでGoogleなどで調べること。
仮想化が有効になっているかどうかは以下を参考にして確認する。