Puttyを使ってポートフォワーディング
はじめに
プライベートネットワークに囲われているサーバに外からアクセスしたいときにはSSHのポートフォワーディング機能を使うのが比較的安全です。 そこで、Puttyというソフトを使ってポートフォワーディングを行います。
想定状況
- 接続元:Windowsのマシン
Puttyがインストール済み。このマシンの公開鍵が以下の踏み台サーバに登録されていることが必要。今回は、私は接続先のSSHにもアクセスしたいので、接続先サーバにも公開鍵が登録されている必要がある。
- 踏み台サーバ:SSHデーモンが走っているマシン
SSHデーモンが走っており、22ポートからSSHで接続可能。ポートフォワーディングを認めていることが必須。
- 接続先サーバ:目的のサービスを提供するポートが空いていること。
接続対象のサーバ。今回は、この接続先サーバのSSHポートにアクセスしたい。
ポートフォワードの方法
2ステップで行います。
トンネルの準備
PuTTYを使った学外からの接続の6.4節までの対象に設定をしてください。ローカル側のポート番号は何番でもかまいません。
注意:6.4節のホスト名に設定するホスト名は踏み台サーバのホスト名を入力してください。
トンネル経由で接続先のサーバへ
PuTTYを使った学外からの接続のページの3.6節までを参考に設定します。
ただし、3.6節のホスト名はlocalhostとしてください。また、ポート番号は、トンネルの準備の際に設定したポート番号としてください。
接続
まず、トンネルを立ち上げます(つまり、トンネル設定で踏み台サーバにアクセスします)。次に先ほど設定したlocalhostへアクセスします。
以上です。