macOS上での作業補足
はじめに_
ターミナル上でLinuxコマンドを実行できるとする。
ホームディレクトリをFinderのサイドバーに表示する_
Mac OSではFinderでフォルダやファイルにアクセスすることが多いので、ターミナル上のホームディレクトリをFinderからアクセスできるように設定しておく。
Safariなどでダウンロードしたファイルをターミナル上で操作する際には、当該のファイルをホームディレクトリ下のディレクトリに移動させればよい。
作業ディレクトリの作成とファイル名の変更_
例年、ダウンロードしたレポートのひな形ファイルをそのまま提出する人がいる(昨年度は2名いた)。ダウンロードした段階で、提出用ファイルがわかるようにファイル名を変えること。
まず、作業ディレクトリを作成する。
% cd % mkdir -p 2024-IP1-Report1
作業ディレクトリにダウンロードしたファイルを移動させる。その後、ファイル名を変更する。
% cd ~/2024-IP1-Report1 % cp -p 20241107_HW1.docx 20241107_HW1-【学籍番号】.docx (自分の学籍番号に置き換えること) % cp -p report1.db report1-【学籍番号】.db (自分の学籍番号に置き換えること)
データベースの中身を確認する。.schemaコマンドでデータベースの各テーブルのスキーマを眺めてみる。
% sqlite3 report1-【学籍番号】.db SQLite version 3.31.1 2020-01-27 19:55:54 Enter ".help" for usage hints. sqlite> .schema CREATE TABLE students ( s_id char(10), s_name char(60) NOT NULL, d_id int NOT NULL, e_year int NOT NULL, status DEFAULT '在籍', PRIMARY KEY (s_id), FOREIGN KEY (d_id) REFERENCES departments(d_id), CHECK (e_year > 1881) ); CREATE TABLE departments( d_id int, d_name char(30) NOT NULL, PRIMARY KEY (d_id) ); CREATE TABLE teachers( t_id int, t_name char(60) NOT NULL, d_id int NOT NULL, position char(30), parttime_flg boolean DEFAULT 'f', PRIMARY KEY (t_id), FOREIGN KEY (d_id) REFERENCES departments(d_id) ); CREATE TABLE lectures( l_id int, l_name char(30) NOT NULL, period char(30) NOT NULL, l_year int NOT NULL, d_id int NOT NULL, credit int NOT NULL, PRIMARY KEY (l_id), FOREIGN KEY (d_id) REFERENCES departments(d_id), CHECK (l_year >= 1881), CHECK (credit > 0) ); CREATE TABLE assignments( t_id int, l_id int, PRIMARY KEY (t_id, l_id), FOREIGN KEY (t_id) REFERENCES teachers(t_id), FOREIGN KEY (l_id) REFERENCES lectures(l_id) ); CREATE TABLE registrations( s_id char(10), l_id int, gp int, PRIMARY KEY (s_id, l_id), FOREIGN KEY (s_id) REFERENCES students(s_id), FOREIGN KEY (l_id) REFERENCES lectures(l_id), CHECK(gp >= 0 and gp <= 5) );
Zipファイルを作成する_
zipコマンドを用いてzipファイルを作成する。上述の指示に従い、作業ディレクトリを作成し、ファイル名を変更しているとする。
- ファイルがあるかどうかを確認する。
% cd ~/2024-IP1-Report1 % ls 20241107_HW1-【学籍番号】.docx 20241107HW1-【学籍番号】.docx % ls report1-【学籍番号】.db report1-【学籍番号】.db
- zipコマンドがあるかどうかを確認する。存在しなければインストールする。
% which zip /usr/bin/zip (注:このように表示されれば、zipコマンドが存在する) % brew install zip (注:zipコマンドがなければこのコマンドでインストールする)
- ZIPファイルを作成する。
% zip Report1.zip 20241107_HW1-【学籍番号】.docx report1-【学籍番号】.db adding: 20241107_HW1-【学籍番号】.docx (deflated 26%) adding: report1-【学籍番号】.db (deflated 33%) % unzip -l Report1.zip (注:ZIPファイルの中身を確認する。lengthは人によって違うのでこの例のとおりでなくてもよい。ただし、lengthが0の場合はファイルが空ということなので、どこかで失敗している。) Archive: Report1.zip Length Date Time Name --------- ---------- ----- ---- 141 11-05-2024 17:43 20241107_HW1-【学籍番号】.docx 63 11-05-2024 17:43 report1-【学籍番号】.db --------- ------- 204 2 files
注意:提出前にWordファイルの中身、および、データベースファイルの中身を確認すること。