キーワード ソフトウェアインストール
使用OS Linux,Unix系
Linux,Unix系のソフトウェアは先人の偉大なる叡知の結果、 たくさんの素晴らしいフリーソフトウェアが存在します。 当然、我々もそのフリーソフトウェアを使用しない手はありません。 そこで、このページではフリーソフトウェアのありかが分かるサイト、 rpm、tar.gz形式の基本的なインストールのポイントについて 述べます。
フリーソフトウェアのサイト集

Linux.co.jp ここで、いろいろなソフトにリンクされています。
Vector ご存じ、ソフトウェアライブラリの定番
各種フリーソフトウェアの入手先一覧表 このページ役立ちます。

圧縮と解凍
拡張子がtar,gz,Z,tgz,lhaなどのファイルは圧縮されている
ファイルです。このファイル形式の説明と圧縮、解凍の方法は、
Linux活用日記の中にあるコンテンツ「ファイルの圧縮と解凍」に 詳しく書かれています。ありがたく、読ませていただきましょう。

インストールの流れ
インストールを行う場合、あなたがインストールを行おうとするマシンの
root権限を持っているならば、root権限でインストールを行うと
楽です。もしも、あなたがユーザー権限しか持っていない場合は、ちょっと
難しくなります。
以降の話は、/usr/local/のディレクトリに、
hogehoge.tar.gzのファイルを使用してhogehogeという
ソフトをインストールするという設定でお話しします。

ダウンロードしてきたファイルを/tmpで解凍します
% cp ./hogehoge.tar.gz /tmp/
% tar xvzf hogehoge.tar.gz。

解凍されて、生成したディレクトリ(多くは解凍前のファイルの拡張子を とった名前)に移動します。
% cd hogehoge

多くの場合、このディレクトリの中にReadmeやInstallという ファイルがあるのでこれを熟読します。
% less Readme
または、
% more Install

以降は、インストールに書いてある記述に従います。
制作者の方の心遣いがきめ細やかなソフトはconfigまたは
configureというコマンドで自動的に環境設定を取得
してくれることもあります。このようなコマンドがなければ、
config.hやら***.confなどのファイルを指示
どおりに書き換えてください。

たいてい、Makefileかconfig.hとかに、 インストールディレクトリを入力します。

環境設定が終わったら、たいていはmakeをかけます。
% make

エラーがたくさん出たならば、まず、疑うべきはディレクトリの 作成失敗です。エラー文を見て手動で作成してやります。
それでも、だめならば、エラーの出ている文をコメントアウトしましょう。

makeが成功したら、次はたいていmake installです。
このコマンドで、インストールが終了します。
% make install

最後に、whichまたは、manコマンドで実際にちゃんとインストール
されているのかどうかを調べます。もし、引っ掛からなかった場合は、
インストールしたディレクトリにパスを通します。

RPMコマンドについても、 Linux活用日記の中の「RPMコマンド」というコンテンツに 詳しい記述があります。
Linux活用日記さん、たびたびの引用すいません。


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