S-4/Leia2でJava
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ネットワークインストール、Solaris7、S-4/Leia2
前書き
S-4/Leia2は、ノートブックタイプのWorkstationです。
CPUにmicro SPARCが使われています。
このLeia2を眠らせておくのはもったいないというので、
Javaプログラミング専用機として復活させることにしました。
もともと、Leia2にはSolaris2.5が入っているのですが、
Javaを使うためにSolaris7をインストールすることにします。
(Webを調べるとSolaris8,9をいれている猛者もいますが、
HDDの容量が足りないので今回は7にしておきます)
参考リンク
Solaris7のインストール
インストール前の情報集め
ネットワークインストールをする際には、CD-ROMドライブがついている
Solarisマシンがネットワークを介してLeia2とつながっていることが必要です。
ネットワークインストールをする際にしっておかなければならない情報は
以下のとおり、コンピュータアーキテクチャさ
んのコンピュータメモを参考に情報を集めましょう。
- Leia2のIPアドレスとホスト名
-
IPアドレスは
% su
# ifconfig -a
でわかります。
ホスト名はSolaris2.5だとどうやるんでしょう?
- Leia2のMACアドレス
-
IPアドレスと同様に
% su
# ifconfig -a
でわかります。ether xx:xx:xx:xx:xx:xxで書いてあるのが
MACアドレスです。
- Leia2のハードウェアタイプ
-
今回のインストール対象のLeia2のハードウェアタイプは
sun4mでした。
調べ方は
# prtconf | more
か
# uname -m
でわかります。
ネットワークインストール
続いてネットワークインストールを行います。
CD-ROMを持っているマシンの方をサーバ、ネットワーク経由でインストールを
する方(この場合Leia2)をクライアントと呼ぶことにします。
- サーバ側の設定:
まず、Solaris7のCD-ROMをドライブへ入れます。
続いて、CD-ROMにマウントをかけます。
/etc/hostsにクライアントのIPアドレスとホスト名を書き加えます。
その後、以下のコマンドを打ちます。
% su
# /cdrom/cdrom0/s0/Solaris_2.7/Tools/add_install_client -e \\
"クライアントのMACアドレス” "クライアントのホスト名" \\
"ハードウェアタイプ(今回はsum4m)"
これでサーバ側の設定はおわり、以下はクライアント側の話です。
- ネットワーク越しにbootする
PROMプロンプトの状態で
# boot net
注意:Leia2では、ディスクの番号の付け方に癖があります。
第一HDDがc0t3d0です。以降c0t1d0、c0t2d0、c0t0d0と続きます。
参考 H.Kawaiの部屋さんのSPARC Linuxの部屋のPROMについての記述
ハードディスクの交換
Leia2の内蔵ハードディスクが壊れていたので、
Y.S Pageさんの9/02日記を参考にハードディスクの交換。
使用したのはARTMIX社のPowerMonster RXとLogitec社のLHD-NL40K(2.5型、40GB)です。
写真通り頑張ればどうにかなります。
拡張パックをはずすことと、ヒンジカバーをはずすことに手間取りました。
(一度、絶望しました)
注意!!:
パーティションを切るときにルートは8GB以内に納めること。
これを忘れて一度、bootできませんでした。
Leia2にインストールする予定のソフト
Leia2にインストールしたソフト
- GNUtar
- GNUzip
- GNUgcc 2.9.5
- GNUmake
- wget
- tcsh
- perl 5.8
- GNU patch 2.5.4
- zsh
- emacs 20.7 (emcws)
- tcp_wrappers
- Open SSL 0.9.7c
- Open SSH 3.7p1
- GNU Pascal (これのインストールにともないsed, awk bison, flex, autoconf, m4をいれた)
- Common Lisp (CMU Common Lispを入れた)
- netscape
- MaGIC: Matrix Generator for Implication Connectives
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