NetBeansでRuby on Rails(Windows XP SP3上)
はじめに_
NetBeansでRuby on RailsベースのWebアプリケーションを開発する。そのためのインストールメモ。
Windows XP SP3へのNetBeans IDEのインストール_
Ruby Forge:RubyInstallerのrubyinstaller-1.8.7-p302.exeをインストール。ダウンロードしてダブルクリックをしたらインストールは始まる。特に指定しなければC:\Rubyにインストールされる。
RubyGemsのアップデートをする。Ruby実行用のプロンプトを起動する。(「スタート」→「すべてのプログラム」→「Ruby-xxx-xx」→「Start Command Prompt with Ruby」)
2010年9月13日現在、RubyGems 1.3.7となっている。
Ruby on Raisのインストールを行う。
% gem install rails
2010年9月13日現在、Rails 3.0がインストールされる。
次にSQLite3をインストールする。SQLite3:Downloadから「Precompiled Binaries For Windows」のsqlitedllをダウンロードする。2010年5月7日現在はsqlitedll-3_7_2.zip。ダウンロードしたものを解凍し、sqlite3.dllとsqlite3.defをC:\Ruby\bin以下にコピーする。
次にsqlite3-rubyをRubyGems経由でインストールする。「Ruby Gems Package Manager」を起動し、ターミナルで以下のコマンドを入力。
% gem install sqlite3-ruby
2010年9月10日現在、No definition for ~が出まくる。
まず、Java SE Development Kit (JDK) 5 Update 19 (version 1.5.0_19) 以降 (JDK 6 Update 14 を含む) がインストールされているかどうかをチェックする(「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」でチェック)。
Ruby用のNetBeansをja:NetBeansからダウンロード。インストール後に「ツール」→「Ruby プラットフォーム」で「プラットフォームの追加」でRubyを追加する(C:\Ruby\bin\ruby.exeを選ぶ)。
また、「ツール」→「RubyGems」を開き、Gems関連のインストール済みファイルを更新しておく。
動作確認_
ちゃんと動くか、新規プロジェクトを作成してみる。
- NetBeansを立ち上げる
- 「ファイル」→「新規プロジェクト作成」
- 「Ruby on Railsアプリケーション」を選択して「次へ」
- プロジェクト名を「railscheck」にして「次へ」
- データベースアダプタを「sqlite3」にして「次へ」
- 「完了」をクリック
- プロジェクト名の「railscheck」にカーソルを合わせて右クリック→「生成」
- ジェネレーターを「scaffold」、モデルを「person」、属性ペアを「person:string age:integer」として「了解」をクリック
- プロジェクト名の「railscheck」にカーソルを合わせて右クリック→「実行」
- Webブラウザで http://localhost:3000/people にアクセスし、名前と年齢の入力ができたらNetBeansとRails、SQLite3のインストールはうまく行っている。
既存のプロジェクトの追加_
NetBeansを立ち上げて、「ファイル」→「新規プロジェクト作成」→「既存のソースを利用したRuby on Railsプロジェクト」を選び、既存のプロジェクトをインポート。
注意点_
- NetBeansで使用しているRuby on Railsのバージョンとプロジェクトで利用しているRailsのバージョンは同じでなければならない
- 日本語フォルダが含まれているとNetBeansがうまく動作しない。
更新履歴_
- 2010年5月7日にRuby 1.8.7ベースに更新
- 2010年9月13日にRuby on Rails 3.0に対応